地雷に初めて当たった時の話
投稿No.010 2015/03/02
思えば、お目当ての子が埋まっていると訊いた時に、すぐ電話を切ればよかったのだ。
「●●ちゃんは今日埋まっちゃってダメなんすけどぉー、○○さんがちょうどキャンセルで空いちゃったとこなんすよ。どうっすかぁ?」
下調べを入念にしていただけに、●●ちゃんとニャンニャンするのだ!と決めていたのが裏切られ呆然。そこにスカスカ兄ちゃんに追い打ちをかけられ若干の苛立ちを覚える管理人。
あ、ちょっと考えます、といい一旦電話を切る。PCで○○さんを見てみると、「小柄で人懐っこい性格。旦那様とセックスレスが続き、常に欲求不満なんです♪あなたの腕で満たされたい若奥様○○♡」的なコピーが。
顔は手で隠しており想像がつきにくかった。3枚ほどの写真を見る限り27歳にしては肌がピチピチで158cm、Eカップ…小柄な割に胸が大きいのか・・・ふむふむ。脚はなかなか綺麗なラインをしている。よし、いっちょ頼んでみるか!
という訳で呼んでみた。
共用玄関のインターホンが鳴り自動ドアを開けてやる。しばらくすると玄関のチャイムが鳴らされる。何度も。
「ピンポーン!ピポピポピポピンポーン!」といった具合。なぜそんなに連打するのだ?と一抹の不安がよぎったが、その不安を拭い去るべく、いい笑顔を作り玄関を開けてやった。
そこに立っていたのは、正にジャバザハットだった。
ジャバは「やっと出て来た」とかなんとかいい、管理人の横をすり抜け一人で部屋の奥へ。
そこまで待たせて居ないはずと思ったが、問題はそこじゃなかった。というより問題があり過ぎて管理人の頭は回らなくなっていた。
くらくらしながらも部屋へ戻るとジャバは既に店に電話をかけていた。
当然ながら管理人との会話はまだないのだが「あい、60分で。あい。そんならまた後で。」といい電話を切る。いつの間にかチェンジはおろかキャンセルも出来なくなってしまったようだ。
管理人は友人・知人内でもストライクゾーンが広い事で有名だ。老若男女、いや間違えた。男はご免である。年頃の女性であれば、恋愛対象であると言っても過言ではないのだ。もちろん好みはあるが。
ジャバは恥ずかしがるでもなく来ていた服を脱ぐと、管理人を促した。つられて裸になると「シャワーどこ?」と訊かれたので、指を指すとその腕を掴み連行された。
あとはあまりの事にほとんど覚えていない(いや、記憶を無意識に消しているのかも知れない)。
今でこそ、デリヘルで百戦錬磨の経験を積み、失敗という失敗はしなくなった管理人であるが、この時のジャバザハット体験以上のモノはまず無いだろうという謎の安心感が助けてくれているような気もする。
やはりデリヘル呼ぶ時が下調べが重要だ。1に下調べ、2に下調べ、3・4が無くて、5にオナ禁。これ真理なり。